第16回日創研経営研究会 全国大会in阿蘇・くまもと
原点回帰−後の世までも−
基調講演
熊本会場/崇城大学市民ホール
5月21日(金)・基調講演T
「あえて困難に立ち向かう、リーダーは半歩前を歩け!」
姜 尚中
姜 尚中氏
 姜氏が生まれ育った熊本での幼少時代、数多くの人との出会いと別れがあった。その体験から「人との絆」が育まれた。また行先が見出せず、「人間的な生き様」を求めて苦悩した青春時代を過ごしたことから、姜氏の心の底から
湧き上がるような「人間愛」が生まれた。  
 これこそ私達が追及する人間関係の原点「ありがとう」という言葉ではなかろうか。  
 そしていま、幾度となく生死を乗り越えた、あるアジアの偉大な指導者との出会いから、激動する現代社会の中で、姜氏がこれからの新しいリーダーシップの原点を見つけ、その人間像を描き出されようとされている。  
 この混迷する時代を突き破る、生死を乗り越えた「人間愛」に満ちた精神をもった「人Jこそリーダーであり、我々が目指す経営者像ではなかろうか。

1950年生まれ 熊本市出身
東京大学大学院情報学環教授
専攻は政治学・政治思想史
著書に「マックス・ウエーバーと近代」、「在日」、「悩む力」他。
阿蘇会場/阿蘇・草千里
5月22日(土)・基調講演U
「阿蘇の大自然の中に立ち、
新たなる挑戦の一歩を踏み出そう。」
秋山 豊寛
秋山 豊寛氏
 天地が動き、世界の活火山「阿蘇」は膨大なエネルギーを噴出して九州の大地を創造した。  
 そして数千年も昔から阿蘇の大地に人々を育み、その人々は激変する大自然に身を任せ、あるときは果敢に立ち向かい、大きな夢と新しい命を育むことに全力を尽くし続けてきた。  
 1990年日本人で初めて宇宙に飛び立った秋山豊寛氏は、あえて他をあてにせず自ら宇宙に飛び立つことに挑戦し、幼いときからの夢を実現した人である。  
 今回、宇宙から帰還した秋山さんの新しい「死生観」・「自然観」から、我々は生かされている自分の「命」を深く見つめ、あらためて本来あるべき自身の「使命」に深くふかく問いかけることができればと願う。  
 自然と現実の間に「人」としての生きている我々は阿蘇の地から生きるもの生けるもの、すべての故郷である大自然のなかで、自らの「志」を崇高で、深くかつ広大なものにしていきたい。

1947年生まれ東京都出身、元TBS(東京放送)報道局長、
日本初宇宙飛行士(ソビエト連邦3級宇宙飛行士)、
宇宙探検家協会会員、自然農業家
 
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